中国には、人民元切り上げを遅らせたがっているからといって人民元切り上げをしたくはない、ということではありません。

人民元切り上げ問題のまとめ

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■人民元切り上げ問題のまとめ
中国には、人民元切り上げを遅らせたがっているからといって人民元切り上げをしたくはない、ということではありません。
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それでも元を上げたい中国のワケ

中国には、人民元切り上げを遅らせたがっているからといって人民元切り上げをしたくはない、ということではありません。


中国が人民元切り上げをしたい理由:

中国の人民元安は、将来の人民元切り上げへの期待とあいまって、海外からの資金流入をもたらしました。それは一種のバブル現象を惹起していて、土地投機がブームとなった上海では、すでに土地バブルの現象とその破綻の兆候が見えています。

また、それによるインフレの懸念もあります。

実際に切り上げを行うことは、こういったバブル経済の沈静化を意味し、マイペースでの経済発展を目指す中国政府にとっても望むところでしょう。

さらには、中国政府は国際社会へのより強いコミットメントを望んでいます。だから、外国のいいなりになる形ではなく、中国が国際社会に恩恵を与えるかたちでの人民元切り上げ、という形を求めているのだと思います。

たとえば、アジア通貨危機のおりに、中国は人民元切り下げを行いませんでした。もし人民元を切り下げていれば、通貨危機はさらに深刻の度合いを増したといわれています。それは、中国は国内的には経済統制力が強かったため、切り下げの必要が無かったから、と言われています。ですが、政治的には、アジア圏での威信を高めるための決断でもあった、といわれています。


今後、中国の経済が世界に与える影響は多きくなっていきます。その中で、中国政府は他人の言いなりにならずに、自主的に世界経済に貢献することによって、影響力をより高めていく道を模索しているはずです。


はなしは違いますが、営業でも、お客様のいいなりになるよりも、卑屈にならずに、対等の立場で話をしたほうが契約も取りやすいし、お互いの利益になる、という話を聞いたことがあります。

いわば、中国の焦らし戦略でありましょう。

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