後のアジア通貨危機とまったく同じ構図で1992年~93年に起こった欧州通貨危機(ポンド危機)は、ERM(欧州通貨制度)を実質的に崩壊させ、英国のユーロ不参加の遠因となりました。
■人民元切り上げ問題のまとめ
後のアジア通貨危機とまったく同じ構図で1992年~93年に起こった欧州通貨危機(ポンド危機)は、ERM(欧州通貨制度)を実質的に崩壊させ、英国のユーロ不参加の遠因となりました。
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ERMと欧州通貨危機(ポンド危機)とは?
後のアジア通貨危機とまったく同じ構図で1992年~93年に起こった欧州通貨危機(ポンド危機)は、ERM(欧州為替制度)を実質的に崩壊させ、英国のユーロ不参加の遠因となりました。
ERM(欧州為替制度)とは、EMS(欧州通貨システム)の取り決めの中で始められ、欧州に通貨安定をもたらすために、各国の為替レートを中心レートを中心とした一定の幅に固定する制度です。
しかし、ヘッジファンドのポンドの空売り攻撃によって始まった欧州通貨危機(ポンド危機)では、この制度をささえきれず、結局変動幅を15%ほどにまで拡大することによって、そのシステムを守りました。
しかし、15%とは結局完全変動相場制に限りなく近いものであり、ヘッジファンドの投機的な空売り攻撃に対する敗北でした。
イギリスポンドはこの通貨危機によって打撃をうけ、ERM(欧州為替制度)を脱退し、完全変動相場制へと移行しました。
結果として、イギリスのユーロ創設への不参加を決定付けた通貨危機でした。
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